「いっちょまえ」な3歳児(2)~くるみえんの保育実践

2015年に発行された、くるみえんの40周年記念誌には、保育者の先生方が日々の保育の取り組みや子どもたちの様子をまとめた「保育実践」が収録されています。その中から連載形式でくるみえんの保育の様子を紹介しています。

「いっちょまえ」な3歳児    記録:3歳児クラス担任保育者

(2)穴掘り

砂場があってシャベルがあると穴掘りが始まります。
B「ダメ!」
Aとのにらみ合い。
「どうしたの?」と声をかけると
B「僕の穴に砂を入れる」
AはBが好き。
Aの意気込んでシャベルを持ってきた様子から、一緒に遊びたいのだなというのは感じ取れます。
「Aくんも一緒にやりたかったのかな?」
意地っ張りのAは何も答えません。
「砂を入れなかったら一緒に穴掘りしてもいい?」
B「ダメ!一人でやりたいの」
そういわれては仕方ありません。
「一人でやりたいんだって。Aくんはこっちで掘ろうか」と少し離れた場所を指すと、
「うん」とAは返事をしました。
まだ深く掘れないのでどんどん穴は広がっていきます。
そのうち水を流している子がいると、
B「ここに入れて」と自分の堀ったところを指します。
水が流れ出すと川を作りたくなり、川の先にはAの作った穴があります。
B「つなげようか」
A「うん」
お互いの穴が湖になり川でつながれ、そこへ水を運ぶ子、橋を作る子と友だちは増えていきます。
「お弁当ですよ」の声に「食べたらまた続きやろうね」と顔を見合わせていました。

(担任保育者が思ったこと)
「いれて」この言葉は子どもたちの間で大切な言葉です。断られたらどうしよう。失敗することが平気ではなくなる年齢です。「いいよ」と言われるときもあるし「ダメよ」と言われるときもあります。その一言の中にはいろいろな考えが入っていて、それはまだうまく言葉にできません。そんな3歳児は大人が間に入りながらも、子ども同士かかわりを持ち、“一緒に遊んで楽しかった、またしたい”と思える経験を増やしていきたいと思っています。

くるみえんのお砂場であそぶ子どもたち

※写真はイメージです。本文とは関係ありません。

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