くるみえんのお月見集会

秋のお月さまがまんまるになる頃、
くるみえんのお月見集会が行われました。
子ども達の表情もワクワクしています。

まずは集会時のお約束確認からはじまりました。

先生「集会って何かな?みんなで集まることだね」
先生「お話を聞くときは?」 
子ども達「しー!」
先生「面白かったときは?」 
子ども達「パチパチ!(拍手)」

先生「十五夜って何をするか知ってるかな?
もうすぐまぁるいお月さまになるから、
素敵だなぁって眺めたり、お団子や秋の草花や味覚をお供えしたりするんだよ。みんなお団子はつくったかな?」

子ども達「つくったー!」

集会が始まる前に、子ども達はひとり一個ずつお団子作りをしていて、
祭壇にはクラス別にお皿に盛られたお団子が並んでいます。

祭壇には他にも、年長さんがお散歩で摘んできてくれたススキや、どんぐり等の木の実、
くるみえんのお庭で採れた野菜や柿、ほおずきが。
秋をいっぱいに感じられます。

次は先生方によるお月見の劇です。
たぬきときつねがススキを探しに行くお話。
背景のまんまるお月様の中には、
ぺったんぺったんお餅をついている(動く!)うさぎが。
興味津々の子どもたちでした。

最後は年長組さんから順番にわらべうたを歌います。
年長組「ほおずきばあさん」、年中組「いっせんどうか」、堂々たる歌いぶりに成長を感じます。
最後の年少組は、ちょっぴり緊張した面持ちながら「いしのなかの かじやさん」。
みんなで大きな拍手をして、お月見集会はおしまいとなりました。

なるべく昔ながらの方法を大切に、
季節感を目一杯感じられる丁寧な行事づくりのくるみえん。
上の子は小学生になった今でもくるみえんでの行事をよく覚えていて、
お月見集会を終えた下の子に、
「お団子は、お月様が食べて減ってるから、明日ちゃんと確認するんだよ」とアドバイスをしていました。

(年少母)

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