年長組のこいのぼりに続き、今回は年中組のこいのぼり作りを紹介します。
年中組のこいのぼりはクラスみんなの手形で彩られます。
子ども達から出た希望色の絵の具を、
真っ白な布のこいのぼりにペタペタと手形を押していきます。
先生「こいのぼりの真っ白なところに、手をバンてつけて1〜10まで数えてね」
先生の前に一列に並んで、
先生「何色ですか?」
子ども「あか!」
先生「右手を出して?お父さん指から塗るよ、お父さん指、お母さん指、お兄さん指…」と、
右左の手の認知、指の名称をさりげなく教えながら先生がひとりひとり絵の具を塗っていきます。
塗ってもらった子は、各々好きな場所に手をバン!と押し当てて
「いーち、にー、さーん、しー、ごー、、」と10まで数え、綺麗な手形に「できた!」と満足気。
左右違う絵の具を塗ってもらって両手を合わせオリジナルカラーを作る子や、
何度も列に並ぶ子、一回をじっくりと楽しむ子、
手を洗うバケツの水の色が変わるごとに喜ぶ子など様々な様子が見られました。
全員が手形を押し終わって余った絵の具は、色水としてお庭遊びに活用して一石二鳥。
最後まで無駄なく楽しむのが、くるみえんらしいなぁと感心しました。
後日、乾いたこいのぼりにクラスみんなで何色にするか話し合った「目玉」をつけて完成!
今年の目玉は赤色でした。
個々で自由に作る工作も個性あふれて良いけれど、
クラスで一つの物を作り上げると、一人ではできないスケールの大きさを感じられたり、
同じクラスの仲間としての意識が高まるのではと感じた、こいのぼり作りでした。
(年中母)