クッキング保育 手打ちうどん 1月21日

年長組の子ども達によるクッキング保育。今回は手打ちうどんです。くるみえんは朝からお出汁のいい匂い。私はお手伝いでクラスにはいりましたが、私自身も手打ちうどんをつくるのは初めての経験です。子ども達と一緒にワクワクしながら作りました。

一人一つずつボールを持ち、自分のボールに粉をふるい、塩水を混ぜ、こねます。「へ~。最初はこんな感じなんだ~。」と思いました。私と同じ気持ちなのか、子どもたちは言葉も少なめ、みんな真剣な目で、一生懸命こねていました。

こねてひとまとめにしたら、布巾に包んで一時間ねかせます。その間に、今度は、野菜を洗って包丁で切ります。

大根、にんじん、ごぼう、ねぎ、油揚げ。1学期や2学期の時よりも、包丁の扱い方も上手になっているように感じました。今日も、年中さん、年少さん、先生方が食べる分も作るので、切るものがたくさんあります。野菜などが全部切り終わって、お庭に用意したカマドのお鍋の出し汁の中に入れて、ちょうど1時間経ちました。

寝かせていた生地を二重にしたビニール袋にいれて、それを足で踏みます。今日一番の大歓声。「わー!!」「冷た~い!!」大はしゃぎです。これから食べようとする食べ物を足で踏むなんて、普段はないこと。みんなとっても楽しそうで、いい笑顔で踏んでいました。

足で踏んだあとは、めん棒でのばします。子どもにとってはちょっと力のいる作業。足で踏んで喜んでいた時と表情がかわり、また真剣な顔をしてのばしていました。

そして、のばしたものを三つ折りにして包丁で太くならないように気を付けながらトントンと包丁で切って、手打ちうどん完成です!出来上がったうどんには、その子の一生懸命な思いが詰まっているようで、うどん1本1本が、なんだか愛おしかったです(笑)

用意ができて、みんなで一緒に食べます。

箸でうどんをつまみながら、

「わー、これ、なが~い!だれ作ったの?」

「はいっ!はいっ!わたし!!」

「ほんとぉ?!」

「うわっ!見て!これ太いよ!!」

「あはははっ」

野菜が苦手と言っていた子どもも、みんなと一緒につくったものだと、食べられた様子です。私の息子も家では食べないゴボウを食べていました。

手打ちうどん、私も家でも作れそうだなぁと、思いました。今度は家で息子とチャレンジしたいです。

とても楽しいクッキングでした。

(年長母)

目次