お庭の「かまど」でお芋ごはん

9月25日、今日はクッキング保育の日です。
お庭の「かまど」で、お芋ごはんを炊き、煮物もつくります。
マッチを擦って火をつけるのも、子ども達の仕事。
くるみえんのクッキングの一日を紹介します。

クッキングはうさぎ組(年長)の子ども達が行います。
今日の献立は、お芋ごはん、煮物、みそ汁、浅漬け。
まずは、お米を計って、みんなで交代しながら研ぎます。
その量、なんと16合!
そして、野菜を洗います。
くるみえんでは、子どもの食の安全を大切に考えています。
クッキングに使う素材、調味料は吟味しています。

 

 

さぁ、エプロンをつけた子ども達が、包丁を持ち、野菜を切ります。
「おうちで、キュウリきってるからできるよ!」と、はりきって始めた子どももいましたが、
さつまいもは硬くて、なかなか思い通りに切れない様子。
保育者や係りのお母さんにサポートをしてもらいながら、意欲に溢れた真剣な目つきで包丁で切ります。
さつまいも、ごぼう、にんじん、だいこん、ほししいたけ、ねぎ、とうふ、きゅうり・・・。
今日は包丁で切るものがたくさん!
最初は危なっかしかった手つきも、徐々にコツをつかみ上手になっていきます。
たまねぎの皮をむいて、切るときには、「ちょっと目あらってくる」と目を洗いに行く子、
涙をポロンとこぼしながらも切る子、みんながんばって切りましたよ。

 

 

かまどやお鍋に切った野菜や、お米を入れて、いよいよ火をつけます。
1人ずつ、マッチを擦って、棒のように丸めた新聞紙に火をつけ、それをかまどの下へ入れます。
年中組や年少組の子ども達も、その様子を見にきます。
「マッチを擦る」という経験は、今の時代、親がする姿を見ることも、もちろん自分ですることも、ほとんどないことだと思います。
でも、くるみえんの子ども達は、小さい頃から、お庭で見ていることなので、年長のクッキングの時は、怖がらずに挑戦する気持ちを持つことができるようです。

 

 

 

できました!今日は、くるみえんの子ども達全員が一つのお部屋に集まって、お昼ご飯です。
「おいしすぎる~」と言う子、山盛りにおかわりをよそる子、みんな笑顔いっぱい、たくさん食べました!

 

さて、食べ終わったあとは、自分のお茶碗とお椀は、自分で洗います。
食後の片付けも、最後まで自分達でおこない、これで今日のクッキングは終わりです。

 

 

くるみえんのみんなのお昼ご飯を自分達で作ったのだという満足感。
子ども達の心はまた大きく成長したことでしょうね。

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