しばらくすると、
絵の具で描くことをやめる子が出てきましたが、絵の具遊びは広がりをみせます。
あちらこちらで筆を洗った色水で遊びが始まりました。
「お茶いかがですか?」
ちゅうりっぷ組さんにも色水をおすそ分けして、おままごとが始まります。
「バッシャーン」
複数の男の子が、台車で色水をお山に運び、斜面から流して、まるで滝のようです。
あっという間に、お片づけの時間になりました。
拾った木の実を大事そうに持って、保育者に「どこに置けばいいの?」と尋ねると、
保育者が「他の子に取られたくないよね?どこに隠そうか?」と言ってくれて、子どもに笑顔が戻ります。
「〇〇ちゃん、お片づけに戻ってちょうだい」
複数の箇所で、片付けられていない道具が残ってます。
保育者は、お片づけせずに教室に入っている子を呼び、園庭に戻します。
誰がどこで遊んでいたか、ちゃんと把握しているんです!
ちょうど雨が降り始めた時、
みんなのお片づけが終わり、
お楽しみのお弁当の時間になりました。
保育終了後は、保育者とその日の参観者で懇談会があり、
参観での感想や質問、日頃の保育現場のことなどを、保育者に丁寧に答えていただきました。
くるみえんでは、自分の子だけでなく、クラスの子たちの様子を保育者やその母親から直接聞く機会が多いので、保育参観はクラス全体に興味を持って見守ることができた一日でした。