2月の終わり、味噌作りの保育体験がありました。
まずは年中さん達の味噌作りを見学。
材料は大豆、米こうじ、塩の3つのみ。今回使った大豆の中には、子ども達が自分で育てた豆もちょびっと入っています。子ども達は茹でた大豆を手で握りながら潰していきます。小さな手で大豆を潰していくのはなかなか大変そう。
潰した大豆の感触を気持ちいいと感じる子もいれば、嫌がる子も。色々な個性があるのだなぁと、改めて感じます。
さて、このあたりで見学は終了し、母たちも味噌作りへ。やはり大変なのは大豆を潰す作業。手だけではなかなか大豆を潰しきれず、先程の子ども達の苦労を身を持って感じます。早々にマッシャーの出番となりました…。
潰した大豆と、塩と米こうじを合わせておいたものをよく混ぜます。それをボール状に丸めて、最後は味噌を漬けておく容器へ投げつけます。これがなかなか爽快!
あとは空気に触れないよう、上にラップをし、重しを置いて熟成してくれるのを待つだけ。
今回参加した母たちの中には味噌作り初心者も多く、工程ひとつひとつがとても新鮮。
「米こうじって、お米に似てるけど、何かちがうなぁ」
「大豆を潰していくとこんなに豆の香りがするものなのね」
「大豆と塩と米こうじを混ぜたものをわざわざ丸めるのはなぜ?」
「せっかく丸めたものを投げつけてしまうの!?」
自然と様々な感想がでてきます。
味噌作り自体はとてもシンプルな作業ですが、そこには不思議や驚きが詰まっていました。実際に体験することで、子ども達にも様々な発見があったことでしょう。
秋のクッキング保育では子ども達が自分で作ったお味噌が活躍してくれるはず。美味しいお味噌になりますように!
(年中母)