「お店屋さんごっこ」

11月29日に行われた「お店屋さんごっこ」へ行ってきました。
(年長組の保護者はお店屋さんに行くことが出来ます。)

朝、先生から子どもたちが作ってくれた、お財布、乗車券、手作りのお金が配られました。
先生からお買い物の説明を聞いて、お店屋さんへ。
子どもたちが運転手と車掌さんのくるみえんバスに乗って、お店屋さんへ向かいます。
お部屋に入ると、子どもたちが一生懸命つくった品物がずらりと並んでいました。

でんきやさん、とけいやさん、だがしやさん、ほうせきやさん、がっきやさん、おもちゃやさん、釣り堀に動物園まであります。
どれも個性的で、作り手の思いがつまった商品ばかりです。

「いらっしゃいませ~!!」と子どもたちの元気な声が響き渡ります。
どれを買おうか立ち止まってみていると

「これ安いですよ!買ってください!」と商売上手な店員さん。
「これは何ですか?」ときくと
「便利な掃除機です!ごみがたくさんすえます!」
と丁寧に説明してくれました。

年長の子どもたちが針と糸を使って作った数珠玉のネックレスもとても素敵でした。
一生懸命つくってくれたネックレス、大事に宝物にしたいと思います。

お店やさんでお買い物をしたあとは、お隣のお部屋のレストランへ。
年長の子どもたちが店員さんになり、お茶とクッキーを運んでくれました。

こぼさないようにそーっと運ぶ子や、手際よく慣れているような子も。
普段母たちは、もてなしてもらうということがほとんどないので、一生懸命お茶とクッキーを運んでくれる子どもたちの姿をみてとても幸せな気持ちになりました。

その後は子どもたちのお買い物の番です。
今度は母達がお店屋さんに!
子どもたちが一生懸命つくった品物が売れるように「いらっしゃいませ〜」と声に熱が入ります。

私は、時計とびゅんびゅんごまの店員さんになりました。
何回も行ったり来たりして買うのを迷っている子、気に入ったのかびゅんびゅんごまを3回も買っていく子、
そんな子どもたちとやりとりをしながら、買い物の仕方にも個性がでるんだなぁと思い、楽しく店員さんをさせてもらいました。

最後にくじびき大会がありました。
子どもも大人もひとり一回くじがひけました。
当たりだと、くじびき係の子が鐘をカンカンと鳴らし喜んでくれます。
私はたまたま我が子のつくった品物があたり、息子は大喜びでした。

お店屋さんごっこでは、どんなお店屋さんをするか、何を作るかまで子どもたちが中心になって考えます。
また、普段大人は無意識に買い物をしますが、子どもたちとやりとりをしていて、お金のことや品物のこと、お客さんと店員さんの間で、たくさんコミュニケーションをしているのだな、ということもわかりました。

息子は準備のときから、
「今、お店屋さんごっこの準備で忙しいんだ〜!」
といいつつ、充実した様子で話していて、
お店屋さんごっこが終わったあとも、
「楽しかった〜。またやりたい」とひとつ大きな仕事を終わらせた達成感を得た表情をしていました。

子どもも大人も一緒に楽しめたとても楽しい1日になりました。

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