くるみえん1年生ママのギモン
―くるみえんは親の関わりが多くて大変?
くるみえんは親の関わりがたくさんあると入室前から聞いていました。
私は子どものくるみえんでの生活にたくさん関わりたいと思っていたので、入室前からどんな活動に参加しようかな、と楽しみにしていました。
でも、どのくらい大変なんだろうと不安でもありました。
実際入園してみたら、親のお手伝いはいろいろあるけれど、自分で選びできる範囲でやればいい、ということがわかりました。
例えば親のお手伝いが必要なバザーで出す手作り品の作成、2歳児クラスちゅーりっぷ組のおやつ当番には、私は参加していません。
そのかわり、PR委員会、人形劇サークルといった自分がやりたい!と思ったものに参加しています。
絵本が好きな方は1日だけでも子どもに絵本を読んであげるお手伝いをしたり、子どもが好きな方は保育ヘルパーになったり、好きなことをできる範囲でみんなやっています。
そして、お仕事をされている方、小さい兄弟がいる方には負担がないようみんなで協力し合っています。
くるみえんに入室する前は子育て一色の毎日でしたが、それまでとは違った張り合いが出て、私はすごく楽しんでいます。
先輩ママとお話しする機会も増え、年中年長組に進級してからの子どもたちの活動や、
小学生に進学した時の話を聞いたり、いろいろな悩みを相談できて、くるみえんにいることがとても居心地がよくなりました。
人見知りな私がそんなことを思うようになるなんて自分でもびっくりしています。
そして、委員会活動とは違う親の関わりの1つとして、くるみえんではクラス会が月に1度あります。
担任の先生と親が一緒に子どものこと、保育のことを話し合います。
子どもたちの様子も詳しく聞けます。
クラス会に出席できなくても、いつでも先生に個人面談をお願いし相談することができます。
クラス会や個人面談で先生とお話しする機会がたくさんあると、
先生がどんな考えで保育しているのかがわかるし、
心配事があってもすぐ相談できるので、とても安心できます。
親が先生を信頼しているということは、子どもも安心でき、すごくいいことだと思います。
「保育の中で疑問に思ったことは何でも言ってくれていいんだよ。私たちは保護者の立場から保育者になったから、自分達のことを先生だなんて思っていないのよ。子供を一緒に育てていく仲間と思ってくれていいのよ」
・・・くるみえんの先生にかけてもらった言葉です。とても心に響きました。
幼稚園を選ぶ上で、親の活動・関わりの有無を気にされる方は多いと思います。
親の活動・関わりが有るって大変そうだなと感じるかもしれませんが、良いこともたくさんあります!
親が幼稚園生活に全く関わらず、全て園にお任せって子どもにとってはどうなのかな、と私は思います。
そして、親にとっても園との関わりが全くなかったら、先生との信頼関係も築けず、
何か不満や疑問があっても言えなくて不安が募ってしまうのではないかな、と思います。
大切な幼児期、園だけにお任せにせず、
子どものためにも自分のためにもたくさん関わっていけたらいいなと思います。