くるみえんで劇あそびがありました。
年少、年中さんは絵本をもとにした劇ですが、年長さんは自分たちで話し合ってお話を作っていきます。
読んでもらった絵本、自分たちが体験したこと、全ての経験が活きる、まさに集大成のようなお話です。
海賊が島を荒らしながら航海中、嵐にあって地獄へとおちてしまいます。
閻魔様に「どんな悪いことをしたんだ?」と問われた悪い海賊たち。
「弟のおもちゃを隠してしまいました」
「かくれて氷を食べてしまいました」
「家の中でボール遊びをしてしまいました」等々、子どもの思う『悪いこと』に母はつい口元が緩みます。
その後、様々なことが起こり物語は進みます。
あぁ!これは夢だったんだ!というフィナーレで幕は閉じます。
年長さんの「こわいけどやさしいゆめ」。
冒険とファンタジー、やさしさと素直さ、許しあい・・・くるみえんで育った子どもの姿がギュッと詰まっていました。
くるみえんでひとりひとりが大切にされ、自分の楽しいこと好きなことを大事にしているからこそ、できたお話だと思います。
自分の考えを伝え、尊重しあってお話を作り上げていく・・・そんな素晴らしい年長さんに大きな拍手をおくった日でした。