保育体験 ~おさんぽ~

11月、お散歩の保育体験がありました。子ども達が経験していることを保護者にも体験してもらいたいという思いのもと行われています。今回も保育をより知ることができたり、子ども達の成長を感じたり、子どもの目線で共に楽しんだりと収穫の多い時間となりました。参加した方の感想を紹介します。

◎カラス公園を目指して出発しましたが、天気が怪しかったので、根木内小脇~お寺~あめりかふう通り~つばめ公園で遊ぶという工程でした。娘は年少組なのですが、手をつないでくれた年長組さんがとても優しくて面倒見が良くて驚きました。道を曲がると「反対だよ」と年長さんが道路側に代わってくれている姿にも感心しました。くるみえんでは普段からよくお散歩に行っていて、坂道も沢山歩くので足腰も強くなるんだなと感じました。家では自転車か車での移動が多いので、歩くことで四季の変化を肌で感じたり、自然に触れながら子ども達といろいろなお話をしたりして、楽しい和やかな時間を共有することができました。 

◎色づいた葉っぱや木の実をお土産にしたり、落ち葉をガサガサ踏みしめて体で秋を感じているようでした。公園ではどんぐり拾いやおにごっこ、柵をただ登ってみたり。自分の背丈くらいの茂みを迷路のように探検していて、これは遊具より絶対に楽しいなと思いました。先生が指示するわけではなく、子ども達自ら楽しいことを見つけ、みんなのびのび遊んでいました。

◎もも組さんのペースに合わせてゆっくり歩き、珍しい木の実を見つけたり、赤く色づいた葉を見たり、大きな落ち葉を拾ったりと、ただ目的地に向かうだけではなく、秋の季節を感じながらのお散歩でした。公園に着いてから暫くのびのびと自由に遊び、雨がパラパラ降ってきたので、先生が「帰りまーす!」と一言いうと、年長組の子ども達が「帰るよー!」と周りにいた年中少の子達に声を掛けていたり、一緒に手を繋いできた子の名前を呼んで帰るのを促していたり、それが自然とできている事に驚きました。


◎思っていたよりも歩くペースはゆっくりなんだな~とまず感じました。その分、歩きながらも足元や手の届くところの自然、気になった物に触れつつ、しっかりと列を作って歩く姿がほほ笑ましかったです。公園での先生の合図の後、一瞬で各自「行きたい!」「やりたい!」方向に真っしぐらに走り出す姿もまた「待ってました!」の気持ちがはじけていた様でした。それぞれが楽しみたいことを自由に思いっきりやっている姿がたくさん見られました。そして帰りの合図と共に速やかに手をつなぐ相手を見つけあい集まって「また気をつけて歩くんだ!」という思いを表情の変化から感じました。メリハリがよくできているな~と感心しました。子ども達の集中力を感じて、とても安心しました。 

◎道中には、落ち葉や木の実等、子どもだけでなく大人心もくすぐる秋の発見がたくさんあり、みんながワクワクしながら歩いている様子が後ろからでもよくわかりました。自分一人で歩いていたら特に何ともない道のりも、みんなと歩くと思わぬ発見があり、会話が弾み、長い道のりがあっという間に感じました。仲間と過ごすことの大切さを改めて感じ、くるみえんでの生活にはこのような経験が日常に溢れているんだと思うと、本当にありがたいことだなぁと思いました。 

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