この度、くるみえんが「千葉県自然環境保育認証制度(重点型)」に認証されました。
千葉県のこどもたちに、自然とのふれあいを育む環境づくりを応援する制度です。
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◇自然環境保育とは?
詳しくは千葉県庁リーフレットをご覧ください
→https://www.pref.chiba.lg.jp/kosodate/shizennhoiku/documents/reafret.pdf
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松戸市で認証を受けているのは、くるみえんのみになります。(2023年12月現在)
今回はくるみえんにて行われている自然保育を紹介します。
『 春 』
・よもぎ摘み、よもぎ団子作り
・畑作り
種まき(朝顔、ふうせんかずら、じゅずだま、ゴーヤ)
夏野菜の苗植え(なす、きゅうり、ピーマン、オクラ、トマト、ミニトマト。カボチャ、落花生、枝豆)
・囲いやまの森(里山)へ歩き遠足
『 夏 』
・夏野菜の栽培、収穫
・水遊び、プール遊び、砂場を使ったプール作り
・スイカ割り
『 秋 』
・草木染め(びわの葉)
・十五夜集会(団子作り、花摘み、収穫)
・畑じまい、腐葉土作り
・木の実、落ち葉集め
・21世紀の森(松戸市施設)へ歩き遠足
・芋ほり、焼き芋
『 冬 』
・霜柱、氷集め、氷作り、雪遊び
・ジャガイモ植え
・チューリップ、パンジーなど植える
・みそ作り
・下田の杜(里山)へ歩き遠足
『 一年を通して 』
・自由遊び
花、葉、実を使ってままごと遊びや色水遊び、昆虫探し、砂、泥遊び、
鬼ごっこ、木や板を使った遊び、木工など
・散歩に行く、近隣の公園で遊ぶ
・小動物の世話、昆虫の飼育
・年3回クッキング保育(屋外で釜戸調理)
・コンポストで堆肥作り
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現在、子どもが年中組の母です。
上の子もくるみえんを卒室しています。
息子達の話を聞いていると、日本の四季を感じる豊かな経験をさせて頂いてるなぁ、と思っていましたが
今回改めてくるみえんでの自然保育への取り組みを知り、感謝の想いを深めました。
息子は、今年春に種蒔きした日に「ごぼうの種をうえたよ」と教えてくれました。
「ごぼう??」とびっくりだったのですが、実際は「ゴーヤ」で笑ってしまいました…
勘違いはありましたが、その後芽が出るのを毎日の様に観察し、実りと収穫を喜び、
お弁当の際に先生に調理してもらったゴーヤ炒めを食べて、
「美味しかったんだけどさ、苦かったんだよ〜」と普段家でゴーヤなんて絶対食べないのにとても嬉しそうでした。
その後、秋に畑じまいをした事も報告してくれました。
年長組で行うクッキング保育で使用する野菜は、前年度から子ども達が植えて収穫したものを使用します。
そして薪を割って、釜戸に火を起こし調理をします。
それだけではなく、調理で出た野菜の皮やクズはコンポストに入れて肥料を作り、
また畑で植物を育てる為に使っていくという、循環する事を五感を目一杯使って楽しく学んでいます。
(詳しくはブログ「コンポスト体験~環境にやさしい循環生活~」をご覧ください)
義務にならずに楽しく学べるのはくるみえんのいい所だなぁと思っています。
これからも、たくさんの自然と大好きなお友達と触れ合いながら、
元気いっぱいに過ごして欲しいなと願っています。
(年中母)