くるみえんにはいくつかのサークルがあり、好きなことを親どうしで楽しみ、活動を通して保育環境や子ども達に還元することを目指しています。
息子が年少の時に絵本サークルに入りました。先輩お母さんにいろいろな絵本を紹介してもらったり、皆でのおしゃべりは和気あいあいと楽しい時間でした。子ども達への読みきかせや絵本補修も行いました。
くるみえんでは、お弁当を食べ終わった子から自分が選んだ本を一人ひとり、先生に読んでもらいます。 昨年度も絵本読みに入らせてもらいました。
絵本をもっていすに座り、順番を待っている子ども達。途中、渋滞してきますが、皆、落ちついて順番を待っており成長を感じました。
じっくり絵本を見ている子、ちょっとお話しながら楽しむ子、栞をはさんだ途中から読み始めるのでそれまでのあらすじを説明してくれる子、みんなかわいらしかったです。
先生からは「お母さんが読みにきてくれるのは子どもにとって楽しみなので、今日はお弁当を食べ終わるのが早かったです。」という嬉しいお言葉も。
私にとっても教室に入って子ども達と共有できる時間は、少しの時間であっても幸せを感じるひとときでした。
お帰りの前にはクラス全体への読みきかせの時間があります。物語、季節を感じるもの、科学絵本、ことばあそび・・・多様な絵本を楽しんでいる子ども達。仲間と共に味わう先生が選んでくれる一冊。空想の世界を楽しんだり、何かに興味が沸いたり ・・・。充実した時間です。
くるみえんは今年、創立48年を迎えます。絵本も長い間、読み継がれてきたものがたくさんあります。中には絶版の貴重な本も。補修をしていると「この本おもしろい!」「こんな素敵な本があるのね。」といろいろな絵本と出会うこともでき、それも楽しい発見です。
たくさんの子ども達の心を動かしてきた大切な絵本、これからも読み継がれますように。
(年長母)