バナナ蒸しパン作りと「補食」を学ぶ会を開催しました

くるみえんの母親の活動として学習委員会というものがあり、勉強会などを企画し学んでいます。
今回の企画として、米粉のバナナ蒸しパン作りをしました。

当日はまず、学習委員によるデモンストレーションからスタート。
作り方をみんなで確認したあと、各班に分かれて蒸しパン作りをしました。

今回の蒸しパンの材料は、
米粉・豆乳・バナナ・はちみつ・ベーキングパウダー。
砂糖は使わず、小麦や乳製品も使っていません。

工程は「混ぜて蒸すだけ」。シンプルの中に、おいしく作るためのポイントがたくさん詰まっていました。

蒸し上がったあとは、お茶をいれてみんなでいただきました。

作った蒸しパンは、もちもちとした食感で、バナナの自然な甘さが感じられ、とてもおいしかったです。
素材の味を生かしたおやつに、改めて「これでいいんだ」と感じる時間にもなりました。

この企画を行った理由は、
幼児期の補食と栄養について、一緒に学びたいと思ったからです。

甘いお菓子をしょっちゅう欲しがると、
「食べすぎているのでは?」と心配になることもあるかもしれません。
一方で、体がエネルギーをうまく作れていないときに、甘いものを欲しがることもある、という視点を事前学習で知りました。

砂糖はエネルギーのもとになりますが、
体の中で使われるまでには、ビタミンやミネラルの助けが必要になります。
日々の食事でこれらが不足していると、
甘いものを食べてもエネルギーとして十分に使われず、「また欲しくなる」ことにつながる場合もあるそうです。

だからといって、砂糖をとらないことを目的にしたいということではありません。
おいしいものを知っているからこそ、日ごろの食事でビタミンやミネラルを意識しながら、お菓子は量やタイミングを大切にして、楽しく取り入れていけたらと考えました。

おやつは、子どもにとって楽しみであり、「おいしい」を感じる時間でもあり、その気持ちを大人と一緒に分かち合える、あたたかなひとときでもあります。
そんな時間を、これからも大切にしていきたいと考えています。

会に参加した母の声を紹介します。
「2歳くらいまでは甘いもののとりすぎに気をつけていたけれど、おかしを解禁してからおかしを食べてもずっと欲しがっていました。補食の話を聞いて、おかしは栄養素が足りないためエネルギーになっていなかったことで、おかしをたくさん欲しがっていたんだなと気づきました。早速おやつの前に“補食”としてお芋を食べさせたところ、以前よりおかしを欲しがらなくなりました」

準備段階では学習委員会で事前に集まり、メニューの候補の3品を考えました。
材料や作りやすさ、子どもが食べやすいかなどを話し合い、その中から当日作るメニュー(バナナ蒸しパン)を決定しました。

準備から当日まで、学びと楽しさが詰まった、あたたかい時間となりました。

参考書籍:
『子どものしあわせ栄養学』-あこ(主婦の友社出版,2025年)

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