今月も楽しみにしている”くるみえんだより”が配られました。
”くるみえんだより”は月に1回各クラスに配られるお便りです。
毎月季節の移ろいを感じながら読んでいます。
幼い子どもを抱えている身では、日々の家事や育児に追われて、
今、自分の子が成長発達段階のどの辺りを行ったり来たりしているのかな?
友達との関係はどうなんだろう?など、普段はぼんやりとしか考えることの
できない事を、この”くるみえんだより”を読むことで、「今はこれでいいんだ!」
「ちょっと先の未来はこうなるんだな!」と少し意識できます。
それから、先生の手書きの文章や挿絵からは、とても優しい気持ちがあふれ出していて
います。今はスマホで色々なことが調べられますが、長年保育の現場で働いてきて
子ども達を間近で見てこられた、先輩ママでもある先生の言葉は1つ1つが今の季節、
子どもの成長に合った、説得力のあるものに感じられます。

”くるみえんだより”には、毎月保育目標と活動内容が記されています。
例えば、10月だったら、「決まりを守って楽しく運動できるような態度、
習慣を養う」「年長組の作ったお話しを3クラスで表現する」
「2歳児のシール貼りのお手伝いをする」などとあります。
この目標や活動内容だけを見ても、4月から随分とできることが増えたり
体も心も成長してきているんだなと感じます。
それから、先生はその月の「子どもの状態」も記してくれています。
9月には、「自分でやれるしやろうとするので干渉されたりするのを嫌う(年長)」
10月には、「他人の行動がはっきり見えてくるので友達を批判したり、時には
先生や親にも『おかしい』と言うこともある(年長)」などとありました。
子ども達の発達も個人差があるので、その通りにはならない時もあると思いますが、
「今、自分の子がそんな時期をすごしているんだな。頑張れ!」と応援したくなります。
このように、”くるみえんだより”を毎月楽しみに読んでいる保護者はたくさんいると
思います。”くるみえんだより”を通して、子ども達がくるみえんでどんなことを頑張って
いるのか?楽しんでいるのか?これからも見守っていきたいです。


